歴史学 史料編纂 

史学科では、史料の編纂過程に注目せよとよく言われました。

 

吉本道雅氏はかなり早い段階から、

KAKEN — 研究課題をさがす | 春秋戦国交代期の政治社会史的研究 (KAKENHI-PROJECT-07610372)

史記』戦国部分の原資料の多様性および編纂の重層性

を指摘。吉本氏の論文や史料論ではよく出る。

 

また、小倉芳彦の史料の三層構造も有名。(同時代的な年代記的記述、後世附加されたセリフ、さらに後世に追加されたナレーション)

山田崇仁という古代史研究者のHP睡人亭

によれば、さらに細かく分けようという話になっているそう。

『春秋左氏傳』解題

 

近代史では、

Kyoto University Research Information Repository: 『中国の赤い星』再読

話題の概説書

赤い星は如何にして昇ったか―臨川書店

が有名。

 

おまけ

小倉の本の紹介

小倉芳彦『古代中国を読む』 - 達而録

卒論を書く前に読んでもいいかも。