教採対策 学習権と自己肯定感と教育の目的
自己肯定感について、教員採用試験の論文に出るので、関連サイトを紹介します。
「学習権」をめぐる対話〜森田真生・瀬戸昌宣 | みんなのミシマガジン
(追記9/15 以下はこのサイトからの引用です)
「やはりポイントは学習権の概念を広げつつ、「普通教育」が最低限何を目指すものなのかをはっきりさせることだと思うんですけど、それに関して、哲学者の永井均さんが『これがニーチェだ』という本に書いている言葉を紹介したいと思います。
生きていくために最低限必要なことって、これじゃないかと思うんですよね。「生きていていい」、「生きていたい」と思うこと。「自己の生が根源において肯定されるべきものである」と感じられること。これは論証できるようなことではないので、体で覚えこむしかない。すべての子どもたちがこういう感覚をもてるようにする義務を僕たちは負っているのではないでしょうか。」
「「子どもの自己肯定感をあげなければ」とは学校教育の課題としても言われているものの、自尊感情の醸成よりも教科学習に重きを置くアプローチが結局はとられています。それは世界が「マインドフル」や「ウェルビーイング」の思考が強いからではないかと思います。これらは「何かをすることによって辿り着くもの」なんですよね。でも自尊感情が上がるのは「何もしなくてもいい」と認められたとき。さっきのあの永井さんの言葉と非常に似てるんだけど、何もしなくても私は私だっていうことを受け入れられたときに自尊感情が醸成される。ところが、いまの「ウェルビーイング」「マインドフルネス」市場では、何もしないとお金にならないので無視されてしまうんです。」
以上です。
なお、永井氏の書は鷲田清一『悲鳴をあげるからだ』PHP新書にも引かれる。
森田氏の『数学する人生』は難しいが考えさせられる。